子育て給付金廃止!安倍総理の「新三本の矢」子育て支援はどこにいった [ニュース]
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子育て世帯の経済的負担軽減のために支給している「子育て世帯臨時特例給付金(子育て給付金)」について、2016年度から廃止する方針を決めました。
安倍総理は9月24日のの記者会見で「アベノミクスは第2ステージに移る」と宣言したのは記憶に新しいところです。
今回の子育て給付金廃止は「新三本の矢」に矛盾しているのではないかと思われる部分があります。
【新三本の矢はどんなもの】
1.希望を生み出す強い経済
目標 GDP600兆円
14年度に490兆円だった名目GDPを2割増やす。女性や高齢者、障がい者らの雇用拡大や地方創生を本格化して「生産性革命を大胆に進める
2.夢を紡ぐ子育て支援
目標 出生率1.8
現在1.4程度の出生率を1.8まで回復させる。子育てにかかる経済的負担を軽くするための幼児教育の無償化、結婚支援や不妊治療支援。
3.安心につながる社会保障
目標 介護離職ゼロ
家族らの介護を理由に退職せざるを得ない「介護離職」をゼロにする。
の3つの目標のことでした。
【子育て給付金廃止は夢を紡ぐ子育て支援なのか】
子育て給付金は、2014年は1万円・2015年は3000円(共に年額)が中学生までの子供(全国約1600万人)を対象に、配布されていました。
額的には大きくなくても子育てには助かる制度だったと思います。
では廃止になることで代案があるのか、今回の発表では触れられていません。
おそらく廃止になるだけで代案はないと思われます。
そもそも廃止の理由として「軽減税率導入で公明党に譲歩したこと」が上がっています。
軽減税率による財政の不足を子育て給付金を廃止して不足分に当てるのでしょうか。
「夢を紡ぐ子育て支援」は支持を得るための餌だったのでしょうか。
アベノミクス新三本の矢に違和感を感じる人が増えるかもしれません。
子育て世代からの更なる反発が予想されるので、違う形で子育て支援を出してくる可能性もあります。
どちらにしろ今後の動きを注意深く見ていく必要があるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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