ダライ・ラマ氏 テロでコメント [ニュース]
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チベット仏教の宗教指導者であるダライ・ラマ氏
がパリで発生した同時多発テロ事件を含む問題に
ついて現実的なコメントを発表しました。
ダライ・ラマ氏は中国のチベット弾圧のため、
インドに亡命し、チベット独立運動・チベット亡命
政府の指導者となった方です。
詳しくはウィキペディアに載っていますので参照
して下さい。
今回のコメントは、
１．祈るだけでは問題は解決しない
２．問題を作り出したのは人間なのだから、自分達で
解決しなさい
どうでしょう、このコメント。
恐らく日本人ならすんなりと受け入れることが出来る
のではないでしょうか。
何故なら日本は古くから他宗教・多文化を受け入れて
きた民族だからです。
日本神道は仏教を取り入れ、仏教の中にも神道が入り
ました。
果てはキリスト教も受け入れています。
更にユダヤ教も入っているかもしれない痕跡もあります。
こんな民族・国は他にはありません。
しかし
他の宗教を見てみれば、支配を繰り返してきた歴史と
文化が根底にあります。
そのような土壌の中に他の宗教家の意見は簡単には受け
入れられることはないのです。
悲しいかな、今回の同時多発テロも宗教戦争だと言って
もいいでしょう。
十字軍の遠征から始まったキリスト教徒イスラム教の
分かり合えない断絶は私達が思っている以上に根深い
ものだと思います。
願わくばダライ・ラマ氏の言葉が全ての人に届き、因縁
瓦解の切っ掛けになればと思います。
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