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プロレスのノアが破産!三沢はどう思っているのか [雑感]




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【ノアとは何か】
株式会社プロレスリング ノアの団体名は、旧約聖書の創世記に登場するノアの方舟を由来としている。


また、ロゴマークには「ノア」にオリーブの葉をくわえて戻り嵐が終わったことを知らせた鳩が使われている。


当時のプロレス界は大小さまざまな団体が現れており、その中で立ち上げたノアはプロレスの王道をに立つという意味合いがあったのであろう。


全日本プロレスからのスター選手がほぼ全員がそろっていたが、2009年に三沢光晴が試合中の事故で亡くなってから常に破産の噂が囁かれていた。

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【ノアの歴史】
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2000年6月13日に故ジャイアント馬場の全日本プロレスの運営に強い不満を抱き、所属選手の三沢光晴が離脱。

同時に川田利明、渕正信の2名のを除く全所属選手総勢約50名が退団、退社した。

6月16日、三沢が社長に就任してノアを設立し、8月5日、旗揚げ戦を事務所と道場があるディファ有明で開催した。

旗揚げ戦を含む3会場の開催では、6,000枚のチケットが1時間足らずで完売して注目度の高さを示した。

2001年には日本テレビでの地上波放映も行われていた。

2004年には東京ドームでの大会も開催し、2006年には若手中心の大会プロレスリング・セムを開催するほど勢いがあった。

しかしその後インディー団体との試合などを開催するなど経営が厳しいのではないのかとの憶測が流れ始めた。

2009年、三沢光晴が試合中の事故で亡くなってからは経営不振がより強く囁かれるようになった。

その後、人事が一新されて田上明が社長に就任した。
また小橋建太、丸藤正道の両副社長とのトロイカ体制で経営に当たった。

2011年4月、ジャイアント馬場の姪である馬場トシ子が経理部長として入社している。

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【過去の事故・事件】

2008年頃、経営危機がささやかれていた。

そんな中、ノアに救世主のように現れたタニマチがいた。
彼は後に巨額詐欺事件で起訴されたAである。

Aはノアに数千万円を融資したり選手に小遣いを気前よくあげたり、神奈川県内にノアの選手とファンが交流できるカフェをオープンさせたりしていた。


しかし2009年6月、三沢光晴が試合中の事故で死亡する。


Aは三沢の死後、偲ぶ会もイベント費用すべて負担の上同店で開催したり、とにかく金払いがよかった。

しかし三沢の死から間もない2009年8月。
三沢の葬儀で初対面であった三沢の妻に、自分の口座が国税局に凍結されていて追徴金を払って復活させるまでお金を動かせない。5,000万円あれば解除できるので立て替えてほしいと融資を持ちかける。

三沢夫人は5回に分け計5,300万円をA被告の口座に借用書をとることなく振り込んだ。

しかし10年6月までに500万円しか返済しなかったため、三沢夫人はA夫妻の自宅を差し押さえ、未返済金4,800万円の返還を求めて東京地裁に提訴し勝訴した。

Aは別件でも巨額な詐欺を行っており詐欺容疑で逮捕されている。またノアの選手であった泉田も同様の手口で詐欺の被害者となり数千万円の借金を背をうことになった。

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【破産までの経緯】

2016年には「プロレスリング・ノア」の運営、興行、関連事業をエストビー株式会社に譲渡して内田雅之が会長、田上が相談役に就任するなど破産が秒読みとみられていた。
11月7日、エストビー株式会社が社名をノア・グローバル・エンタテインメント株式会社に変更している。

更に、事務所と道場があるディファ有明が2018年6月に閉鎖されること。事務所を2017年1月に水道橋に移転することを発表された。

2017年1月、ディファ有明から退居した。

2月1日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

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【三沢はどう思っているのか】
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すでに亡くなってから10年がたっているが、もし三沢光晴が生きていたらどう思うのか。

自身が全日本プロレスのほぼ全員を率いてプロレスリング・ノアを立ち上げたが、経営状況は悪化していく中命を落としてしまった。

しかしそれまでは選手、社員の生活を守るため各地のタニマチを回り金策をしていたことであろう。

そして結果として練習不足と体の故障を押しながら試合に出て事故を起こしてしまった。

まさしく命を賭して守ろうとした団体。プロレスリング・ノア。

2017年早々に破産をしてしまったが、当時の選手たちは他団体に移籍したり、フリーとなって活躍している選手もいる。

また他の道を行く者もいる。

一般社会と同じである。

三沢が生きていれば死ぬほど悔しいことであると思うが、これも人生、あれも人生である。

結構彼は「しかたねぇか。こっちに来たら下ネタ話でもしてやるか」ぐらいに考えているかもしれない。

栄枯必衰、これは絶対の真理だから。
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