SSブログ

113番目の新元素「ジャポニウム」、国際認定へ [ニュース]




スポンサーリンク


水兵リーベ僕のふね・・・で覚えた元素に日本が発見した新元素が国際認定される見通しです。


平成16年9月に理研(理化学研究所)が合成したと発表した「113番元素」で、アメリカロシアの共同チームも同時期に合成に成功させたとして「発見者」を争っていました。
gensohaikei_R.JPG





【113番めの元素ってなに?】

自然界には92番のウランまでの元素しか存在していません。
それ以降の元素番号は人工的に合成されたものになります。


今回の113番目の元素は”30番目の亜鉛””83ビスマス”を高速で衝突させることで核融合反応により合成に成功させたものです。

米露チームは別の手法で理研より早い平成16年2月に作成したが裏付けが不十分ということで認定を退けられたもようです。





【認定されることのメリットは】

新元素の発見によるメリットは

「名称を提案する権利」「元素番号を提案する権利」です。


大したメリットでないような気がしますね。


しかし核兵器開発国のアメリカ、ロシアはこの分野において圧倒的に強く、一般的な核物質研究しかしていない日本が両国を退けて発見できたということは科学的分野での技術研究の高さを示すことができます。


またアジア圏内での発見は日本が初めてになります。


今回の認定で「113」番目の新元素、「ジャポニウム」になる見込みです。


2000年以降の科学的分野でのノーベル賞受賞数の増加、今回の新元素認定など基礎研究の裾野が着実に育ってきているのかなと思います。


技術の高さ=日本の国力となるよう、今まで以上に国が力を注ぐ必要がありそうです。


この分野、二番目じゃ駄目なんです!
genostekina_R.JPG

最後まで読んでいただきありがとうございました。


スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。