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フリーゲージは九州新幹線長崎ルートを走れるのか? [ニュース]




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【フリーゲージとはなにか?】

ヤフーのトップページでニュースになった「フリーゲージ」

なにやら問題があったらしい、とタイトルを見て思います

よね。


しかし「フリーゲージ」が何だかわからない。

と私が思ったので調べました。



フリーゲージとは、フリーゲージトレインのことです。

AS20140422000216_comm.jpg

新幹線(1435mm)と在来線(1067mm)はレールとレールの

間隔が違います。



従って新幹線は在来線のレールを走ることはできません

逆に在来線も新幹線のレールを走ることはできないのです。



しかし異なる間隔のレールでも走れればメリットがあります。

通常、新幹線の通れない在来線のレールを走ることができれば

コストを抑えることができます。

また乗客も乗り換えが要らず、所要時間の短縮を図ることが

できます。


そのメリットを活かすために異なった間隔のレール(軌道)

車輪の間隔を変えながら走ることが出来る車両がフリーゲ

ージトレインです。





【問題とは】

メリットを見ると実用化したほうがいいですよね。

では今回何が問題としてあがったのでしょう。



時速270km/h以上で走るには重大な問題が発生しました。


1.試験が間に合わない

  「3モード耐久試験」という60万kmを走りこむ試験が

  できず、車両開発が開業までに間に合わない

2.軌道を可変させるための設備に不具合が発生


3.不具合の原因がわかっていない


4.技術が確立していないまま計画だけができている


等の大変な問題が発生しています。

致命的です。

686011.jpg



【どうなる】

とても見過ごせない問題を抱えていることがわかりました。

この問題は根本から解決しないと計画は頓挫します。



人命が掛かった重大な部分ですので慎重に、確実に解決し

てもらわないと困ります。


解決の見通しはどうでしょう。


今現在、九州新幹線長崎ルートが2022年度開業予定

北陸新幹線の敦賀から先の区間も2022年度開業予定

です。


JR西日本の真鍋社長「フリーゲージはどんなに頑張

っても10年はかかる」とコメントしています。




また技術の検証ができておらず、計画も完全に確立して

いない技術を前提として立てられていることが、今後の

先行きを不透明にしています。




すべての問題が明日クリアになっても2022年の開業

予定にはフリーゲージが走ることは無いと思われます。


正直、ここまで来て問題解決に時間がかかるのがわ

かっているのだから計画の見直しをスべきですよね。


1.開業予定を遅くする

2.既存の車両で開業する。フリーゲージは中止。

このどっちかしかないと思うのですが、どうでしょうか。





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